遺言書より超簡単!エンディングノートの書き方

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片岡愛之助さんのご両親に学ぶ終活 悔いのない人生とは

こんにちは。エンディングノートナビゲーター®、終活講師の赤川なおみです。

 

片岡愛之助さんと言えば、超売れっ子の歌舞伎役者さんですね。まぁ、今は歌舞伎役者はもとより、売れっ子タレントというか…本当にご活躍です。

一躍有名になったのは、「倍返しだ!」がヒットした、ドラマ半沢直樹のオネエ風の国税局の人でした。

が、それよりも前に、歌舞伎で市川海老蔵さんがけがで開演4日前に降板することになり、急遽代役を受けて見事に舞台を務めたことでも、歌舞伎界での地位を不動のものにしました。

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そんな愛之助さん、私は「あぁよく出てるなぁ」くらいの認識で、特に興味を持つということはありませんでした。

ですが、テレビ番組「波瀾万丈」で特集されたことをきっかけに、「あぁ、この方のご両親から終活を学び、愛之助さんの生き方はまさしく”悔いなく生きる”なのだな」と、とても興味を持ったのです。

 

愛之助さんは、歌舞伎界で活躍する人気役者さんですが、もともと歌舞伎界の人ではなかったのですね。

番組で知りましたが、一般家庭に生まれ、歌舞伎に興味を持ち、19歳の時に歌舞伎役者としての素質を見込まれ、二台目片岡秀太郎さんの養子となり、六代目片岡愛之助を襲名。

 

この養子縁組の際に、長男である愛之助さんを、ご両親は「思うように生きなさい」と背中を押されたわけです。

同じ子を持つ親として、いくら才能を発揮できるとはいえ、実の子を養子に出すのは、相当辛いことだと思います。

しかも、お父さんは自営業で工場を経営されていたそうで、本来なら長男として、あとを継ぐことも考えておられたでしょう。

それでも、我が子に「悔いのない人生を生きる」ということを、率先して伝えたご両親。きっと、ご両親もそのように生きておられたことでしょう。

 

しかし、我が子の生き方を支えたお母様は愛之助さんが20代の時に他界。お父様は、お母様が亡くなった後に「人間骨壺に入ったら終わりだ。だから悔いのないように生きろ」と、墓前で愛之助さんに伝えられたとか。

そのお父様も、後を追うように他界されたそうですが、ご両親亡き後「親孝行は今するべきだ」「悔いのない人生を生きる」と、ことあるごとに、周りの方にも伝えておられるようですね。

 

終活がブームだと言われ、エンディングノートは書いておいた方が良いと、あちらこちらで言われるようになりました。

でも、ブームだからとか、みんながやるからとかではなく、ず〜っと昔から、考えている人は考えているし、実行している人は自然体で実行している。

終活は特別ではないのです。

「いつから始める」というものではないのです。

 

今を精一杯、悔いのない人生を送ること。

 

これこそが、終活です。

 

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