遺言書より超簡単!エンディングノートの書き方

年間1,000人以上の方にエンディングノートの書き方を伝えているエンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターが解説します


■今日から始める終活&エンディングノート■
終活の最新情報から、今日からかけるエンディングノートの始め方まで!
講師のご依頼 全国対応お気軽にご相談ください!

エンディングノートを書いて欲しい人シリーズ〜桐谷さんの場合〜

こんにちは。

この「エンディングノートを書いて欲しい人シリーズ」は、エンディングノート専門家・終活講師の、赤川なおみが「この人、エンディングノート書いた方が良くない?」と思う人を取り上げ、勝手にその方のエンディングノートについて考える、というものです。
※ご本人の意向とは、全く関係ありません。
 

株主優待名人 桐谷広人さんの場合

今回の”桐谷さん”ですが、テレビ番組「月曜から夜ふかし」で取り上げられ、有名になった元棋士で投資家の男性。
日々「優待券を使い切る」ため、チャリで爆走する生活が話題となっていますよね。
 
この、毎日分刻みで、優待券を使い切る!ことに、全力で動いている姿は、ある意味「終活のお手本」なのかもしれない、と思う事があります。
 
が、、、気になるのは、桐谷さんにもしも!の事があった場合。
チャリで、あちこち爆走するわけです。
いつ、事故にあわないとも言えません。
 
もし、事故にでも巻き込まれて入院することになったら…

f:id:otonowa6668:20150706233219j:plain
出典:Wikipedia

桐谷さんのように、お一人生活の人が入院したら…

独身の桐谷さん。入院時の着替えや身の回りの物は誰が持ってきてくれるのだろう?
そして、あの膨大な荷物の中から探すのは、さぞかし大変なのでは??
 
ご両親はご健在ですが、お父様はすでに介護が必要とのこと。
桐谷さんが入院したとして、すぐにお母様が上京できるのか?できないとしたら、誰が駆けつけてくれるのだろう?
 
→まずは、ご自身の2日分くらいの着替えや歯ブラシ、コップなど、入院セットを準備しておき、いつも背負っているリュックに「入院した時の用品はここにあります」と書いたノートなどを、入れておいてほしいなぁ。
 

毎日届く株主優待の品物は、誰が受け取る?

 桐谷さんの生活は、家賃以外がほぼ株主優待でまかなっていると言われていますよね。
テレビでは、その優待券を使うために「チャリで爆走する」姿が話題です。
しかし、それだけではなく、日々沢山の物が家に届いている訳ですよね。
 
その、毎日届く品物、もし桐谷さんが入院したら、誰が受け取ってくれるのだろう?
 
1日くらいならいいですが、入院が1週間とか、もっと長くなったら、どうする?生ものなど、消費期限のあるものは?
 
これらも、エンディングノートに「自分が受け取れない場合は、◎◎に届けてください」など、受取人の指定や、受け取った後のことについて、書いておいてほしいなぁ。
 

もしもの時は、全ての株取引を誰が停止するのだろう?

桐谷さんの保有株銘柄数は、500とも言われています。
投資家としては、持ち株を増やすことについては、なんら問題はないと思います。
 
しかし…桐谷さんにもしも!のことがあった場合、この500にも及ぶ銘柄の株を、誰が売却してくれるのだろう???
もちろん、売却したらお金が払い戻され、それがまた資産になります。
 
今の段階では、桐谷さんは独身なので、相続はご両親がされることになりますよね。
しかし、高齢のご両親にとって、負担ではないのかなぁ?なんて、勝手に心配します。
 
なので、株については、誰が、何を、どのように、という細かな情報を、エンディングノートに書いてほしいなぁ。
 

 家の整理は誰がする?

先日の「月曜から夜ふかし」の特番では、桐谷さんの部屋を片付けるため、断捨離のやましたひでこさんが登場していました。
 
確かに、家の中は株主優待で届く商品が溢れているし、床も見えないほど…
桐谷さん、モノを捨てるのはかなり苦手なご様子…
 
この家の中の、膨大なモノたちは、桐谷さんにもしも!のことがあったら、誰が片付けてくれるのだろう?
住んでおられる所も賃貸のようですので、モノを整理して部屋を明け渡す必要があるわけで。あんなにモノがあったら、素人が頑張っても無理そうなので、専門家にお願いする必要があると思うのですよね。
 
その場合でも、どれを捨てて、どれを残し、残したものはどうするのか…これは、ご自身でエンディングノートに書いておいてほしいなぁ。
 
 まだまだ、気になる事はあります。
今回は、桐谷さんを取り上げさせていただきましたが、同じように一人暮らしの方、独身の方は、同じようなことが考えられます。
 
今日のブロブで「そうなんだよね」と思った方、ぜひ、エンディングノートを書いてくださいね!
 
でも、どうやって始めたら良いの?という方は、
こちらのスターターセットで、今すぐ始めることができますよ。

www.endingnotefk.net

f:id:otonowa6668:20150615115011j:plain