遺言書より超簡単!エンディングノートの書き方

年間1,000人以上の方にエンディングノートの書き方を伝えているエンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターが解説します


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シニア女性の終活の話

こんにちは。エンディングノート専門家・終活講師の赤川なおみです。

 
ちょっとした待ち時間。落ち着いた喫茶店で時間調整。
そんな時、聞こえてきたのは、シニア女性のおしゃべり。
平均年齢は…80歳以上と思われる4人の、品の良い女性でした。

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ご自身の毎日のことから、病気のこと、知り合いのこと、、、そして、定番の終活話し。
 
車はもう危ないでしょう?
でもあまり交通量の少ない時間ならね、好きなことはやめられないわ。
息子に免許を取り上げられた…
 
んー、交通費は少なくても、やはり危ないことには違いないけどなぁ、と、思う。
 
「自分だけならまだしも、誰かを巻き込んだら…」えぇ、その通りです。
「もう50年も運転しているんですからね、好きなことはやめられないわ」うむ、一理あるけど、やっぱり運転歴よりも年齢がなぁ。
 
家で倒れた話をすれば、対策はどうしてます?と、みんな気になる。
 
「契約して、何かあったら駆けつけてもらえるようにしています」
「じゃ、いつも何かを身につけておられるの?」
「いえ、それは面倒でしょ」まぁね・・・
 
「じゃどうやってわかるのかしら?」
と、ここから以降は、あーでもないとか、私はどうとか、あらどうするのかしら?とか。
とりとめなく、話しは続きます。
 
そして「こうやってお話しできる、お友だち同士で面倒をみてくださるような、そんな場所はないのかしらねぇ」。
うむ、それが私も望みですのよ…と、激しく同意する私。
 
「医療が進んだから、長生きよね」
「息子がね、母さんそこそこで死にたかったら、病院に来ちゃだめだよって言うんですよ」(息子は医者らしい)
「なんかあったら、すぐに病院に行くようだと、なかなからしいですよ」
うむ、ごもっとも。
これを、オホホと笑いながら話すあたり「まぁ、私には関係ないのだけれど」と、思ってらっしゃるのよね、きっと。
 
「うちには、話しかけてくれる、おもちゃのペットみたいなワンちゃんを飼ってるんですよ。可愛く話してくれるのよ。これで、言葉も忘れないでしょう?」
「あら、作らせたの?」
「いえ、通販で売ってたんですよ。餌もいらないし、手がからないしいいですよ」
と、私もテレビでみたことのあるような、すごいツール使ってんだ!!
ヒーリングパートナー もっとおはなしダッキー プリン

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これ、かなり話すらしいですね。
「ママ、ぼくもお出かけしたいなぁ、なって言うんですよ」
そりゃ、可愛いよな〜きっと!
 
で、そこからマツコデラックスになり、、、(笑)
「あの、体の大きな方いらっしゃるでしょう?その人にそっくりのねぇ」
あぁ、「マツコ&マツコ」のAndroidマツコのことだ!
でも、名前はなかなか出てきません(笑)
 
時々「あ!それはね!」って口を挟みたいのを我慢して、約30分くらい耳を傾けてたでしょうか。
 
「この、つまらない話がいいんですってよ。脳の活性化になるのよね」
「そうそう、こうやって好きなことをお話しするのが、一番ですのよ」
 
うぅむ、そこに落とすか!
さすが、練れてらっしゃる!!
そして、約30分の間、お嫁さんや誰かの悪口を一切言わなかったのは、やはり品の良さかしら〜と思ったのでした。
 
でも、みなさんの言う通り、少しオシャレをして、楽しくとりとめのないお話しをする。
これ、素敵な終活なんじゃないかなぁ。 

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