戦後70年 戦没者等の遺族に対する特別弔慰金その後
こんにちは。エンディングノート専門家の赤川なおみです。
戦没者の遺族に対して、一定の条件のもとに申請すると、1年間5万円を5年間、総額25万円が記名国債として支給される「特別弔慰金」の件。
先日、母が広報で見つけてたことから、この特別弔慰金を調べることになりました。
saigomoegao6668.hatenablog.com
過去記事にもあるのですが・・・
この特別弔慰金を受け取るには、色々と証明が必要だったりすると窓口で言われました。
どこで戦死したとか、本当に軍人だったか?なども証明しないといけないそうですね。
そこで、証明するためには”戸籍”を取り寄せるしかなく、色々やっています。
1回目→地元の市役所に出向いて相談。母の住んでいる市の市役所で相談してくださいとのこと。
2回目→母の住んでいる市の市役所に出向く。住んでいる区の区役所ですとのこと。ただ、そこである程度の説明を受けてみると、かなり色々な条件があり、さかのぼる必要があることが判明。
ということで、この際自分のルーツを探るとともに、さかのぼってみるか〜!ということで、私の出生時&両親の以前の本籍がある愛媛県へ。
本来なら、他県にある戸籍は郵送でも取り寄せられるのですが、私の母の情報が曖昧で、これまでに遡ったこともなかったので、色々と知るために、実際に出向きました。
まずは西条市で、私の出生からの戸籍を…
ここで、私の両親の情報も出てくるわけです。
本来は、母のことだけ調べれば良いのですが、今回は父の代で終ってしまう実家のこと、私のルーツなどを探ろうと思い、ここから色々調べることに。
とは言え、何をどう調べるのか?戸籍の何を取れば良いのか?がわからない。
窓口では「何に使われますか?」と聞かれるので、「自分の出生、両親の出生を遡りたいのですが…」と伝えると「何に使いますか?」と聞かれる。
「え〜〜、知りたというのと、一人っ子なので相続の時に、その一人っ子の証明もいるのではと思うので」と、伝えます。
「では、ご両親の出生からのものを調べてきます」ということで、取り出してくださいました。
が、ここからですよね。
母の出生は、別の市だったので、そちらで戸籍を取る必要がありました。
その出生の戸籍を取得しなければ、母の父親の情報がわかりません。その父親の情報がなければ、今回の「特別弔慰金」の申請ができないので、同県内ではありますが、車を走らせ2つ先の市へ・・・
ナビを頼りになんとか市役所にたどり着き、窓口で説明をして母の出生からの戸籍を出していただきます。
そして…ありました!母の父親の情報。
そこに「◎◎で戦死」の文字もありました。これで、母は「特別弔慰金の申請」ができそうです。
これで終わりでも良いのですが、母は両親を小さい時に亡くしており、自分のルーツをあまり知りません。
なので、今回は丁度良い!と思い、母の父親の出生からも戸籍を取得し、どんな家族構成だったのか、母の祖父母はどこの人か?なども調べてみることに。
その場で、母の父親系統はすんなり取得できました。
が、母の母親系統は高知県が本籍ということで・・・そこは断念しました。
ここまで結構時間がかかり、お昼になったのですが、父の母親系統がこれまた別の市だったので、午後からはそちらに移動することに。
結局全てを取り終えたのは、夕方5時前。
朝の9時過ぎから初めて、3カ所の市役所で計15通の戸籍謄本を取得し、かかった金額は約1万円!!
これ、私の両親と両親の親の情報、2世代遡るだけで、こんなに大変なのですよね。
これは、元気な時にしておかなければです!
そして、行政書士さんなどの専門家にお願いする方が、すんなり行くのではないのか・・と思います。
ご自身で気になる場合は、日本終活サポート協会にお問合せください。