遺言書より超簡単!エンディングノートの書き方

年間1,000人以上の方にエンディングノートの書き方を伝えているエンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターが解説します


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緊急避難情報が出ました

こんにちは。エンディングノートナビゲーター®、終活講師の赤川なおみです。

瀬戸内地域は、とても温暖で穏やかな地域。

南は四国山脈、北は中国山脈に守られ、大きな自然災害もほぼないという、とてもありがたい地域です。

この地域で終活講座をさせていただく時は、
「あまり自然災害はないので、もしも!の時がイメージしにくいかもしれませんが…」とお話しするのですが、今回はちょっと大変かもしれません。

 

大型の台風が、四国から中国地方を縦断するという予報。

朝から、モノが飛ばないように、家の周りを片付けたり、固定したりと、暑い中での作業にぐったりです。

そして、先ほど滅多に聞く事のない警報音が、スマホから響きました。

避難準備情報

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今回ばかりは、停電も覚悟。避難準備を始めなければいけないようです。

 

とはいえ、この時間になって、足の悪い義母を連れて、避難をするかどうか?

いや、我が家のように、車で動けるなら良いですが、実家の両親のように、車がなくて長距離歩けないとしたら?

そして何より、この避難準備情報は、スマホや携帯電話で知る以外、どうやって知るのだろう?

この地域は、15年くらい前なら「有線放送」というものが各家にあって、火事だとか、お悔やみだとか、今回のような注意喚起も、有線放送で流れていました。

でも、今では有線放送も廃止しているし、消防団もまわってきていない。だから、さっきの「避難準備情報」の緊急速報も、知らない人もいるんですよね。

知らないであろう世帯、きっと高齢者の世帯ですよね。

しかも、避難所は広いこの市内で15カ所のみ。

まず、我が家から一番近い避難所でも、歩いて行くのは無理です。

実際に、今回のような状況になって、改めて「情報を発信しないよりはましだけど、本当に役に立つ内容なのか?現実的か?」と考えると、高齢者世帯には厳しい状況だと思います。

 

もしも!の時って、こうやってじわじわ来る事もあります。

じわじわなのに、本当にギリギリになるまで、何もできない。

 

だからこそ、意識して「何も無いとき」「元気なとき」に考える。

 

これから、どんどん台風が近づきます。

進路に当たっている全ての地域で、どうか被害がでませんように。

 

さて、我が家もロウソクとお水の準備を、もう少ししておきます。

 

 

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