遺言書より超簡単!エンディングノートの書き方

年間1,000人以上の方にエンディングノートの書き方を伝えているエンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターが解説します


■今日から始める終活&エンディングノート■
終活の最新情報から、今日からかけるエンディングノートの始め方まで!
講師のご依頼 全国対応お気軽にご相談ください!

今井雅之さんの記者会見と訃報から学ぶ エンディングノートの書き方

こんにちは。
終活講師・エンディングノートナビゲーター®の赤川なおみです。

今日はふと目を向けたニュースで、色々考えてしまいました。

 

俳優 今井雅之さんの訃報

たしか、テレビで末期の大腸がんであることを告白されたのが、1ヶ月くらい前。

その時は、友人から「え?今井さん大変じゃん」と言われ、テレビをつけたものの、しばらく誰だか分からず・・・

 

すぐにググってみると、出てきた写真をみて「え〜〜〜〜!!!!」となったのを覚えています。

その時も、記者会見が体力的に辛そうで、本当に驚きました。

そして、今日。容態が急変したとのニュースでしたね。

f:id:otonowa6668:20150528190350j:plain

最期まであきらめないことと現実を受け入れること

今井さんの記者会見では「僕は俳優を辞めるわけではありません」という言葉。

ご自身でも、体力の限界に気づき「病気には勝てませんでした」と言いながらも、それでも「俳優を辞めるわけではない」と最期まであきらめない。

しがみつくとか、現実逃避とか、芸能人の記者会見だからとか。
そういうことではない、どちらも今井さんの本音なんですよね。

 

役者として舞台で死ねたら本望だ!

 

マンガの台詞のようですが、本物の役者さんなら、みなさん言うであろうこの台詞。

今井さんだって、倒れるまで舞台に立ちたかったことでしょう。

しかし、大切だからこそ、大切な舞台だからこそ、自分が舞台で倒れるようなことがあってはならない。

そうなる前に身を引く。

そして身を引いてもなお、夢を持ち続ける。

 

生きているのがこんなに辛いとは

今井雅之さんの記者会見で、もう一つ印象に残った言葉は

生きているのがこんなに辛いとは

という一言でした。

大切な舞台を降りる事。
それは、何事にも代え難く、命を取られるほどだったことでしょう。

生きることが辛い、でも、生きてまた舞台に立ちたい。

今井雅之さんの記者会見は、決して「お涙頂戴」ではなく、
生きるとは何か?を教えてくれるメッセージでした。

自分のことは自分で決める

エンディングノートを書いておくということも、終活で何かを決めるということも、大切なことや大切な人を真剣に考えるからできること。

最期をどのように過ごすのか。

日常的に、そのような場面に直面するわけではないので、想像もつかないかもしれません。

でも、日常生活の中の細々としたことでも「自分で決める」というクセをつけること。

これならできませんか?

 

・今日は早く起きる
・今日は◎◎に出かける
・電話をしておく
・一つでも物を捨てる
・気になっていることを確認する

 

こんな「いつでもできるじゃない」ということからやってみる。

ここから全てが始まりますよ。

え〜そんなに簡単なことじゃ、やった気にならないよ。
と思われるかもしれませんが、まずはやってみてください。

もちろん「やらなくてはいけない」というのではなく、
自分で決めてやってみる、ですよ。

遺言書より簡単にエンディングノートを書くためには、
ぜひこの簡単なことから始めてみましょう。

 

 

f:id:otonowa6668:20150615115011j:plain