想い出以上遺言書未満 それがエンディングノートです
こんにちは。
エンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターとして「超簡単!エンディングノートの書き方」をお伝えしている赤川なおみです。
良く聞かれること。
それは「そもそもエンディングノートってなに?」「何を書くの?」ということ。
これは人それぞれ違うと思うのです。
自分史のようにこれまでにあった記録を書く人、相続のこと、お墓のこと、葬儀のこと・・・
何か?と聞かれると、エンディングノートは「覚書」であったり「備忘録」であったり「自分の記録」であったり、形式も様式も自由なもの。
法的な手続きよりも、本人の意思を伝える手段という形で使われています。
また、エンディングノートは、どんなに正確に書いても、ノートを全て埋めても、印鑑を押しても、遺言書にはなりません。
※法的な効力を認められておりません。
これに対して遺言書は?
遺言書もエンディングノートも「自らの死後のために残した文章」「書いた本人の意思を最終確認するもの」などの性質を持ちますが、遺言書の場合は法的な手段を踏むことで「誰にも阻まれない効力を発するもの」となります。
しかしエンディングノートは「死後のもの」だけではありません。
生きている間にも必要とされることは沢山あります。
自分の意思を自分で伝えられなくなった時、意思の疎通が難しくなった時、今後について家族で話し合う時…
「今思っていること」「今伝えたいこと」「誰に伝えたいのか」
まずはこれらを考え、書き出してみることから始めませんか?
難しかったらメモだってなんだって良いのです。
ノートにしなくちゃいけないなんていうことはありません。
人それぞれに違うから、エンディングノートは同じじゃない。
考え方や生活スタイル、住んでいる地域によっても違ってきます。
想い出以上遺言書未満
それがエンディングノートなのです。
まずは基本のエンディングノートを書いてみましょう。